ロードレースWGPへのヤマハのチャレンジは1961年以来、50年にもおよぶ。当初よりチャレンジ・スピリットを象徴する白と赤のナショナルカラーを採用していたが、1978年に採用された"スピードブロック"グラフィックは、以後のヤマハレーシングのシンボルとして定着。
今回、この「ロードレース世界選手権参戦50周年」を記念した限定モデルがT MAXに設定される。
オートマチックでありながらスポーツバイクにカテゴライズされるほど圧倒的なパフォーマンスを誇るATスーパースポーツとして、国内はもとより欧州でも爆発的ヒットを得ている人気モデル。そんなT MAXだけに、レーシーな"スピードブロック"グラフィックもバツグンに似合う。

レースに興味がなくとも、WGPにおける半世紀の歴史を感じさせるグラフィックにはグッとくるというファンも多いことだろう。

なお「WGP50th Anniversary Edition」については、期間限定受注生産モデルとして2011年7月29日（受注期間は2011年5月26日〜8月31日）より発売となる。

スタンダードモデルとの主な相違点は以下のとおり。

1）MotoGPマシン「YZR-M1 WGP参戦50周年記念カラー」と同様のスピードブロックグラフィック外装
2）精悍な印象を一層際立たせるカーボン柄グラフィックも同時採用
3）スペシャル感の漂うゴールドカラーのヤマハ音叉エンブレム
2）メインキー下部に施したWGP参戦50周年記念エンブレム
2）クリアアルマイトのモノブロックブレーキキャリパーを採用
3）フロントトランク&シート下ラゲッジのインナートレーは車体のグラフィックとイメージを合わせたスペシャルカラーを採用
4）スポンサーステッカーセットが同梱され、手軽なドレスアップを楽しむことが可能

※本件に関する問い合わせは「ヤマハ発動機お客様相談室  0120-090-819」まで

【主要諸元】
T MAX WGP50th Anniversary Edition（97万6,500円）

◎車名・型式（原動機打刻型式）
T MAX ロードレース世界選手権参戦50周年記念モデル／XP500・EBL-SJ08J（J408E）
◎全長×全幅×全高
2,195mm×775mm×1,445mm
◎軸間距離
1,580mm
◎最低地上高
125mm
◎シート高
800mm
◎車両重量
222kg
◎乗車定員
2人
◎舗装平坦路燃費（60km/h）
25.0km/L
◎エンジン種類
水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒
◎総排気量
499cm3
◎内径×行程
66.0mm×73.0mm
◎圧縮比
11.0:1
◎最高出力
28kW（38PS）/7,000rpm
◎最大トルク
44Nm（4.5kgf-m）/5,500rpm

◎始動方式
セルフ式
◎燃料供給
フューエルインジェクション
◎点火方式
TCI（トランジスタ式）
◎バッテリー容量／種類
12V、8.6Ah(10H)／YTZ10S
◎燃料タンク容量
15L
◎エンジンオイル容量
3.6L
◎潤滑方式
強制圧送ドライサンプ
◎1次減速比／2次減速比
1.000／6.015
◎クラッチ形式
湿式、遠心 多板
◎変速装置／変速方式
Vベルト式／オート
◎変速比
2.025〜0.728:無段変速
◎キャスター角／トレール量
25°00'／92mm
◎タイヤサイズ（F、R）
120/70R-15M/C 56H（チューブレス）、160/60R-15M/C 67H（チューブレス）
◎ブレーキ形式（F、R）
油圧式ダブルディスク、油圧式シングルディスク
◎懸架方式（F、R）
テレスコピック、スイングアーム
◎フレーム形式
スイングアーム
◎ヘッドランプバルブ種類／ヘッドランプ
ハロゲンバルブ／12V、60W/55W×1，55W×1